クリニック別の店舗デザイン事例を現役デザイナーがお伝えします

内科では自然治癒力を高める色を使用

小児科のメルヘン空間デザイン / 歯科と眼科は壁紙の色に工夫 / 内科では自然治癒力を高める色を使用

もしも暗い部屋で壁までも黒かった場合、先の見えないブラックホールのような恐怖を患者は感じることでしょう。
せっかくの診察であっても恐怖によって安心することもできず、緊張から医師に尋ねたいことすらも聞けないという恐れがあります。
これを避けるために少しの光でも反射をする白色を用いているというわけです。
待合室に至っては、開業医の希望を聞いてデザイン画を描きますが、大半の医師が目に優しい室内にして欲しいと言います。
そのため、壁一面に緑色を用いて目に刺激を与えないリラックス空間を作るように気を付けている所存です。
内科クリニックの場合は、辛さを緩和できるピンクを多用した室内にして、診察室をすぐにカーテンで区切れるように自由度のある空間作りもおこなっています。
看護師のユニホームがピンクなように、この色は自然治癒力を高める効果もあります。
私がデザインをする際はとにかく色を重視しており、個々の病院に必要な心理作用を研究してデザイン画を起こしているというわけです。